代引きのお金ないときのおすすめ対処法7選

代引きのお金がなく、支払えないときにおすすめするのが下記の対処法です。

商品の発送準備開始前の対処法 注文をキャンセルする
商品の発送準備開始後の対処法 クレジットカードで支払いする
カードローンからお金を借りる
価値のある品物を質屋へ質入れする
不要な品物を買取店で売る
同居の家族からお金を借りる
日払いのアルバイトでお金を稼ぐ

それぞれの対処法について詳しく説明していきましょう。

注文をキャンセルする

代引きのお金がない場合、商品の発送準備開始前であれば注文をキャンセルするといった対処法が使えます。

代引きは自宅の玄関先で商品の受け取りと同時に代金を支払う方法です。商品の発送準備開始前に注文のキャンセルが成立すれば、基本的に商品の受け取りと代金の支払いは発生しません。

Amazonの場合、アカウントサービスへのログイン後、注文履歴よりキャンセルできます。商品の発送準備開始後だとキャンセルできない場合があるため、代引きのお金がないことに気が付いたらなるべく早めにキャンセル手続きを済ませましょう。

クレジットカードで支払いする

下記の代引きサービスでは現金の他、クレジットカードでも支払い可能です。

配送業者 代引きサービス 対応のクレジットカード
佐川急便 e-コレクト VISA、Mastercard、JCBなど
ヤマト運輸 宅急便コレクト VISA、Mastercard、JCBなど

クレジットカードの利用代金は支払日に口座引き落としとなるため、代引きの支払いを先延ばしできます。

商品の発送後であっても佐川急便のe-コレクトなら自宅の玄関先でクレジットカード払いへの変更が可能です。手元にお金がないときは、クレジットカードで代引きを支払うといいでしょう。

ただし、郵便局の代引きは現金のみ、クレジットカードで支払えません。販売ショップによっては代引きの支払いに現金を指定しており、クレジットカードで支払えない場合があります。

クレジットカードによっては枠の範囲でお金が借りられるキャッシングを利用可能です。代引きの支払いが現金のみだった場合、事前にクレジットカードのキャッシングよりお金を借りるといった対処法が使えます。

カードローンからお金を借りる

クレジットカードを持っていない方、クレジットカードにキャッシング枠の設定がない方に便利なのが、事前にカードローンからお金を借りるといった対処法です。

カードローンでは限度額の範囲でお金が借りられます。事業性資金は除き、借りたお金の使いみちは自由のカードローンが一般的であり、代引きのお金でも問題ありません。

代引きのお金をすぐに借りたいときは、カードローンとの契約手続きが完了次第、最寄りのATMより借り入れするといいでしょう。

ただし、カードローンの審査に落ちてしまった場合、お金は借りられません。

審査落ちの他にも注意したいのが、カードローンによっては融資までに時間がかかる点です。

配送業者のドライバーが自宅に来る前に借りたいときは、即日融資できるカードローンかどうか確認しておきましょう。

価値のある品物を質屋へ質入れする

審査落ちなどでカードローンを利用できないときに便利なのが、手元にある品物を質屋へ質入れするといった対処法です。質屋の店頭へ品物を持参すれば審査なし、その場で融資が受けられます。

質屋は腕時計、ブランドバック、アクセサリーなど価値のある品物を担保にできるサービスです。
担保とした品物の査定額の範囲なら自由にお金を借りられるため、代引きの支払い目的でも問題ありません。

3か月の保管期限内に返済すれば質入れした品物は戻ってきます。保管期限内に返済できない場合、質流れとなり品物の所有権を失うのが通常です。

失うと困る大切な品物の場合は、利息のみの支払いで保管期限を延長してもらうといいでしょう。

不要な品物を買取店で売る

失っても困らない不要な品物の場合は、買取店で売るといった対処法が有効です。買取店によっては店頭買取、出張買取、宅配買取に対応しています。

出張買取は当日対応できない場合、宅配買取は現金の振込まで1週間ほどかかる場合があるため、代引きのお金をすぐに作りたいときは店頭買取を利用するといいでしょう。

店頭買取なら品物の査定額に納得次第、その場で現金払いされるのが基本です。

同居の家族からお金を借りる

売れる品物を持っていない場合、品物を売っても代引きのお金が足りない場合は、同居の家族からお金を借りるといった対処法があります。

家族と相談するときは、代引きのお金が足りない事実を正直に話しましょう。金額次第となりますが、家族なら正直に話せばお金を貸してもらえる可能性は高いです。

家族とはいえ、返済を怠ると金銭トラブルに発展する恐れがあります。お金を借りた家族には全額返済しましょう。

日払いのアルバイトでお金を稼ぐ

どこからもお金が借りられないときに有効なのが、日払いのアルバイトで稼ぐといった対処法です。

下記の仕事で日払いのアルバイトがよく見られます。

  • 警備員
  • 倉庫での軽作業
  • イベントスタッフ
  • 建設、土木作業
  • コールセンター
  • データ入力など

働いた1日ごとに給料をもらえるのが、日払いのアルバイトです。ただし、日払いのアルバイトによっては給料がもらえるまで1週間以上かかる場合があります。

アルバイト求人サイトで検索するときは、即日払いの文字があるかどうか確認しておきましょう。

代引きのお金を払えないとどうなるのか

代引きのお金を払わない場合、下記のリスクが生じる可能性があります。

    商品が販売ショップへ返送される

    一般的に配送業者の代引きサービスには7日間の保管期間が設けられています。代引きを受け取らずに保管期間が過ぎた場合、商品は販売ショップへ返送されるのが通常です。

    不在だった場合、代引きの商品を届ける配送業者は受け取り人宅のポストに不在通知書を投函します。

    外出先から帰宅した際、ポストに不在通知書が入っていたときは保管期間内に代引きのお金を準備し、再配達を依頼しましょう

    受け取り拒否すると販売ショップを利用できなくなる

    人によっては代引きのお金がない場合、居留守などで商品の受け取りを拒否できないか考えるでしょう。

    販売ショップとしては、代引き商品の受け取りを拒否する消費者は避けたい存在です。受け取り拒否への対応が厳しい販売ショップの場合、今後利用できない可能性が高まります

    販売ショップによっては受け取り拒否した消費者をデータに登録しているため、再注文しても通るのは難しいです。

    送料やキャンセル料を請求される

    販売ショップによっては代引き商品を受け取り拒否した消費者に対し、往復の送料を請求する場合があります。

    商品代金、代引き手数料、送料で構成されているのが代引きです。代引き商品の受け取りを拒否された販売ショップは、原則として往復の送料を負担しないといけません。

    受け取り拒否する消費者が多いと販売ショップに生じる損害が大きくなるため、消費者に送料を請求するわけです。法律上では受け取り拒否により、商品の返送で生じた送料は消費者に負担する義務があるため、販売ショップの送料請求は正当な行為と言えます。

    販売ショップによっては往復の送料に加え、キャンセル料も請求する場合があるため、代引き商品は受け取りましょう

    少額訴訟を起こされる

    販売ショップによっては受け取り拒否した消費者に対し、電話やメールで損害請求する場合があります。電話やメールの損害請求に応じず、内容証明付き郵便による損害請求を無視したときに生じるのが少額訴訟のリスクです。

    少額訴訟で下された支払いを命じる判決に従わない場合、財産を差し押さえされる可能性があります。

    少額訴訟を起こされやすいのが、生鮮食品や高額商品の代引きです。受け取り拒否により、賞味期限の短い生鮮食品は破棄せざるを得ません。やむを得ない事情がある場合を除き、販売ショップに迷惑をかける受け取り拒否は止めましょう。

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