遅延損害金が発生する
大東建託の家賃を滞納すると、支払日の翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金がかかれば、支払い額が家賃よりも高くなるので、少しでも早く支払うのが得策です。
ブラックリストにのる
家賃を滞納すると、ブラックリストに登録される可能性があります。
ブラックリストのリスクは、保証会社とクレジットカード払いを利用している場合です。
保証会社を利用している場合、滞納分を保証会社が代わりに支払う代理弁済によって、ブラックリストに登録されてしまいます。
クレジットカード払いの場合は、カードの支払いができていないということです。
カードが利用停止になった場合などは、ブラックリストに登録されます。
強制退去と一括請求
大東建託では3か月滞納すると強制退去となり、滞納している家賃や遅延損害金などを一括請求されます。
請求される金額にはハウスクリーニング代などの退去費用も含まれ、高額になりますが一括で支払わなければなりません。
保証の種類によって深刻さが異なる
大東建託など賃貸物件の契約には、保証会社や連帯保証人が必要ですが、滞納したときのリスクは保証会社の場合が深刻です。
連帯保証人の場合は、支払いをするように連帯保証人に連絡が行くだけで済みます。
しかし、保証会社の場合は保証会社が滞納分を建て替える代理弁済をすると、信用情報に傷がつき、今後の生活への影響が考えられるでしょう。
大東建託で家賃を滞納するとどうなる
残高不足で引き落としができないと振込用紙が届く
大東建託の家賃引き落とし日は毎月27日で、引き落としができなかった場合、コンビニから支払える振込用紙が届きます。
振込用紙が届くのは、翌月5日頃です。
振込用紙には支払い期限が記載されているので、遅れないように振り込みましょう。
支払い期限は10日で、振込用紙をコンビニで利用できるのは15日までです。
万が一10日までに支払えなかったとしても、15日までは振込用紙が使えます。
3日～1週間の滞納で電話がかかってくる
滞納すると、振込用紙が送られてくるだけでなく、大東建託家賃ご案内センターから督促の電話があります。
最初の電話は、滞納して3日から1週間ほどの間です。
督促の電話といっても滞納について責められるわけではなく、自動音声なので安心してください。
滞納1か月～2か月で管理会社からの電話や物件のオーナーが自宅へ督促に来る
大東建託の家賃を滞納して1か月から2か月が過ぎると、管理会社から電話が来るようになります。
また、管理会社だけでなく物件のオーナーも、督促のために自宅へ訪問。
留守にしているときに郵便受けに振込用紙が入っていれば、訪問があったということです。
自宅への訪問は一度ではなく、支払いが完了するまで何度も続きます。
保証会社や連帯保証人への連絡
未払いの状態が続くと、保証会社または連帯保証人へ連絡があります。
賃貸物件の契約には、保証会社か連帯保証人のいずれかが必要です。
物件によっては保証会社と連帯保証人の両方が必要となる場合もあり、応じなければ契約ができません。
入居者が家賃の滞納を続けると、保証会社や連帯保証人に支払うよう求めます。
滞納が3か月続くと強制退去になる
大東建託では、滞納が3か月続くと強制退去になります。
契約解除通知が郵送されますが、内容証明郵便で届くので、受け取っていないなどの言い逃れはできません。
2～3か月後には強制退去が執行されるので、それまでに引越し先を探しましょう。
期日を過ぎるが払える場合に何日まで支払日変更が相談可能か
家賃の支払い日を過ぎてしまうけれど、支払える日が決まっているなら、事前の相談が可能です。
ただし、必ず待ってもらえるか、何日待ってもらえるかは、残念ながら明言されていません。
大切なことは、滞納してからではなく、必ず事前に電話をすることです。
引き落とし日には残高が足りないことを謝罪し、何日に支払いが可能かを伝えてください。
了承されれば、約束の日にちを期限とした振込用紙が郵送されるので、コンビニで支払えます。
大東建託で家賃を滞納した場合の対処法
家賃の滞納は、とにかく支払うこと以外に解決策がないため、お金を準備するための方法を紹介します。
家族から借りる
親など、家族から借りることができれば、滞納をすぐに解決できます。
家族なら返済の時期や、分割での返済も相談しやすいでしょう。
無利息で借りられることも、家族から借りるメリットです。
日払いのアルバイトをする
休みの日を利用し、日払いのアルバイトをするのも、解決策のひとつです。
日払いの仕事は、履歴書や面接が不要でWeb登録するだけで仕事に入れるものもあります。
1日だけの単発の仕事や、希望すれば同じ仕事を複数回できるものもあり、都合に合わせて選びましょう。
仕事は幅広く、工場での作業や引っ越し、イベント会場での誘導やサンプリングなどのほか、試験監督など珍しい仕事に出会えることも。
日給は地域や仕事内容にもよりますが、1万円程度が多いでしょう。
気をつけるポイントは、給料の支払い時期です。
日払いと言ってもその日に支払われるとは限りません。
翌日や翌週の振り込みが多いようですが、会社によっては翌月の振り込みになるケースも見られます。
フリマアプリやリサイクルショップで不用品を売る
不要なものを売れば、お金を手にすることができます。
ブランド品や宝石類だけでなく、服や日用品など、売れそうなものを探してみてください。
ブランド品ならリサイクルショップよりも、専門の買取店が良いです。
ブランド専門の買取店だと、価値を正しく査定してもらえるので、リサイクルショップよりも高く売れます。
すぐに売却したいならリサイクルショップや買取店、さらに高く売るならフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
ただし、フリマアプリやネットオークションはお金が入るまでに時間がかかり、売れるかどうかもすぐにはわかりません。
カードローンでお金を借りる
ほかの方法でお金を用意することが難しいなら、消費者金融のカードローンでお金を借りる方法があります。
消費者金融と聞くと、いつの間にか借金が莫大な金額になるのではないかと、不安に思う人もいるでしょう。
また、脅迫のような怖い取り立てをイメージするかもしれません。
莫大な借金になる可能性が高く、取り立てが強引なのは、消費者金融ではなくヤミ金です。
消費者金融は金融業法に従って営業をしているので、現在では強引な取り立ては禁止されています。
大手消費者金融を初めて利用する場合、定められた期間内に返済すれば無利息で借りられるのも魅力です。
家賃の支払いのために一時的に借りるなら、消費者金融のカードローンがお得といえるでしょう。
