ほくでんの番号決済サービスは、電気料金の支払いを振込票で行う人が利用できるサービスで、スマホを操作するだけで支払いが完了します。

期限切れの振込票は、番号決済サービスやコンビニでは使えませんが、金融機関の窓口で支払う場合は使えます。

振込票が期限切れで利用できなくなった場合は、電話すれば再発行が可能です。

支払いが遅れたらいつ止まる?

滞納になるのは検針日から30日後

ほくでんの支払いは、検針日から30日以内に済ませる必要があり、期限である30日を超えると滞納となります。

支払い方法は、次の3つです。

  • 口座振替
  • 振込票
  • クレジットカード払い

支払い期日から10日過ぎると損害遅延金発生

支払い期日から10日が経過すると、損害遅延金が発生します。

電気料金に損害遅延金が上乗せされ、滞納期間が長くなると金額が増えていくので、注意が必要です。

送電停止の前に通知が届く

支払い期日から10日が過ぎると、郵便や電話での督促が始まります。

電気料金に損害遅延金が加わった金額が記載されているので、間違えないように支払いましょう。

また、送電が停止される5日前には、郵便で通知

送電停止の最後通告となり、最終的な支払期日が記載されています。

送電停止

最終の支払日までに支払わなければ、すぐに送電停止です。

特に送電停止を知らせる通知などはなく、突然止まります

送電停止の日を遅らせることは不可能で、数日後に支払えるから待ってほしいと電話しても、対応してもらえません。

送電再開に必要なこと

滞納している料金をすべて支払い、電話で支払いが完了したことを伝えれば、送電が再開されます。

気をつけなければならないのは、滞納しているすべての料金を一括で支払う必要があることです。

支払いが遅れるリスク

電化製品が使えない

支払いが遅れると送電を止められ、電化製品が使えなくなります。

冷蔵庫に入れているものは傷んでしまい、夏や冬だとエアコンが使えなくなるので、特に注意が必要です。

そのほかにも、スマホの充電ができなくなり、ドライヤーやシェーバーも使えません。

クレジットカード払いだとブラックになる

クレジットカード払いの場合、電気料金の支払いができないということは、カードの支払い自体ができていません。

電気料金を滞納してもブラックにはなりませんが、クレジットカードの支払いを滞納するとブラックになり信用がなくなります。

信用情報にブラックが登録されると、クレジットカードやローンの審査に通らなくなるので注意が必要です。

滞納を続けると裁判や差し押さえも

滞納を続けると送電が停止されますが、そのあとも滞納を続けると、裁判や財産が差し押さえられるリスクがあります。

公共料金の場合、滞納を続けてると利用ができなくなるだけ、と思う人もいるでしょう。

しかし、支払う意思が見られなければ、差し押さえなどの厳しい対応になります。

支払えない場合はどうする?

電気料金が支払えないと、さまざまなリスクがあり、生活に影響が出ます。

送電を止められるまでに、何としてでも支払いたいものです。

家族や友人に借りる

可能であれば、家族や友人に借りて支払えば、電気を止められずに済みます。

家族に借りられるなら、返済はお金の都合がつくまで待ってもらえる可能性が高いです。

友人に借りる場合は注意が必要で、お金の貸し借りがトラブルに発展するケースもあります。

不用品を売る

フリマアプリやネットオークションに不用品を出品し、金額にもよりますが、売れれば支払いができるでしょう。

すぐに売りたい場合は、その場で買い取ってもらえるリサイクルショップがおすすめです。

フリマアプリやネットオークションは、いつ売れるか分からないのがネックですが、リサイクルショップよりも高く売れることが多いです。

日払いのアルバイトで稼ぐ

臨時収入を得るには、休みの日にアルバイトをするのも、対処法のひとつです。

日払いのアルバイトなら、すぐに給料が得られるので、送電停止になる前に支払えます。

ただし、日払いバイトといっても給料が振り込まれるタイミングはさまざまです。

支払いに間に合うかどうかを、事前に確認しておきましょう。

カードローンでお金を借りる

お金を用意するのが難しいなら、消費者金融のカードローンでお金を借りることを検討しましょう。

消費者金融というと、怖いイメージがあるかもしれませんが、金融庁の公式サイトで登録が確認できる会社であれば、問題ありません。

怖いと思う理由のひとつが、金利の高さではないでしょうか。

大手消費者金融だと、初めて利用する人を対象に、一定の期間内に返済すれば無利息で借りられるサービスもあります。

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