メルペイスマート払いを滞納したときの流れ

支払い期限を過ぎた翌日に最初の督促

メルペイスマート払いの支払い期限は利用月の翌月末日まで。その期限を過ぎた翌日には、メルカリから督促があります。

電話やハガキではなく、メルカリの個別メッセージを利用しての督促です。

メッセージは、支払期限を過ぎているのでお支払いくださいという内容で、まだお知らせレベルの督促といえるでしょう。

この段階では、すぐに支払えば特に問題はないので、安心してください。

メルカリとメルペイの利用が制限される

支払日から11日が過ぎると、メルカリやメルペイに利用制限がかかります。

突然利用できなくなるわけではありません。支払日の5日後と10日後の2回にわたって、利用制限について事前通告があります。

この日以降は、メルカリで購入ができなくなり、メルペイも利用できません。

メルカリの出品は利用できるので、売れれば代金を支払いに充てることが可能です。

電話やハガキでの督促

最初はメルカリの個別メッセージでの督促でしたが、その後も滞納が続くと、さらに督促が増えます。

督促は週1回ほど、メルカリの個別メッセージのほかに、電話やハガキでの督促が始まります。

支払いについて相談したり、支払える日にちを連絡しても、督促を止めることができません。

2ヶ月以上でブラックリスト入りする可能性も

メルペイスマート払いを2か月以上滞納すると、ブラックリストに登録されます。

ブラックリストとは信用情報機関のことをいい、登録されればクレジットカードやローンなどの審査に通らなくなるでしょう。

また、滞納が続いてしまうと、メルカリやメルペイスマート払いが利用できなくなるので気をつけてください。

半年までには弁護士からの督促

滞納が3~6か月ほど続くと、滞納金の回収をメルカリが弁護士に委託します。

委託後は督促をするのは、メルカリではなく弁護士事務所です。

今までの督促よりも厳しく、期日までに支払わなければ裁判になると通告されます。

裁判や財産の差し押さえ

弁護士事務所から督促された後も滞納を続けると、最終的には弁護士から裁判に訴えられます。

滞納で裁判になれば敗訴することは確定なので、弁護士費用も含めた裁判費用も請求され、さらに支払いが困難になりそうです。

裁判の判決で請求された金額を期日までに支払わなければ、財産が差し押さえられます。

弁護士事務所から督促されれば、借りてでもお金を用意し、早急に支払いましょう。

メルペイの支払い期限が過ぎた…滞納時のペナルティ

メルカリとメルペイの利用制限

支払い期限を過ぎると、メルカリとメルペイに利用制限がかかります。

メルカリの売上金があれば未払い分に充当されますが、売上金が支払い額に足りない場合は一部の機能が使えなくなるのです。

2週間ごとに延滞事務手数料が発生

延滞が続いていると、2週間ごとに延滞事務手数料が発生します。

2週間ごとの延滞事務手数料は300円なので、1か月間延滞すると600円です。

お金が足りなくて滞納しているときの600円は、負担に感じる人は多いでしょう。

遅延損害金が発生

2週間ごとに発生する延滞事務手数料の300円だけでなく、滞納が1か月に達すると、年14.6%の遅延損害金も支払わなければなりません。

遅延損害金は請求金額に対して発生するので、利用金額が大きければ、遅延損害金の金額も大きくなります。

遅延損害金がかからないようにするには、滞納しているメルペイスマート払いの代金を、期日までに支払いましょう。

メルペイスマート払いの利用制限

メルペイスマート払いの支払いを滞納すると、メルペイスマート払いの利用可能金額や上限金額が低くなります。

メルペイスマート払いの限度額は、個別に異なります。

毎月きちんと期日までに支払っていれば、利用金額が下がることはありません。

ところが、滞納が起きればメルカリ側のリスクとなるため、利用可能金額や上限金額が減らされるのです。

弁護士事務所からの郵便物で家族にバレる

メルカリが何度も電話やハガキで督促をしても、支払わないで放置していると、債権が弁護士に移ります。

弁護士事務所から郵便物が届いたり、電話がかかってきたりするので、長期間にわたって滞納を続けていることが家族にバレる可能性が高いです。

信用情報に傷がつく

信用情報とは、クレジットカードやローンを申し込む際に、利用者に支払いや返済に関する問題がないか、信用度を図るための審査基準です。

滞納などがあれば信用情報に傷が付き、信用度が低くなります。

支払い能力に問題があると判断されるため、新しくクレジットカードがつくれなかったり、ローンの申し込みに落ちたりする可能性が高いです。

メルペイスマート払いを滞納したときの復活対処法

副業や日払いのアルバイトをする

収入が少ないなど、支払いに困ることが多いなら、副業を始めることがおすすめです。

インターネットを使った在宅の仕事が増えてきているので、出かけなくても自宅で副業ができます。

また、今回だけ限定的に支払いに困っている場合には、休みの日に日払いのアルバイトをして、入ったお金で支払うと良いでしょう。

日払いのアルバイトは、1日だけ単発でできるものも多くあります。

地域にもよりますが、作業のようなものからイベント会場での仕事など職種も幅広いので、自分に合うものを選んでください。

家族にお金を借りる

可能であれば家族にお金を借りて、メルペイスマート払いの支払いましょう。

家族に滞納を知られるのは恥ずかしいかもしれませんが、裁判になってバレる前に相談して解決するほうが良いです。

借りることができれば、家族だからと踏み倒すようなことはしないで、きちんと期限を決めて返済しましょう。

キャッシングでお金を借りる

クレジットカードにキャッシングの利用枠があれば、必要な金額を借りてメルペイスマート払いの支払いができます。

キャッシングとは、クレジットカードでお金を借りられるサービスのことです。

設定された上限金額まで、何度でも借りることができます。

お金の使用に関しては制限がないので、メルペイスマート払いの支払いに使っても問題ありません。

カードローンを利用

支払いの期限までにお金を用意するのが難しいなら、消費者金融のカードローンを利用する方法があります。

消費者金融は怖いと思うかもしれませんが、実はお得に借りられることはあまり知られていません。

カードローンの会社によっては、一定の期間内であれば無利息で借りられます。

メルペイスマート払いのために一時的に借りるだけであれば、借り過ぎて大変なことになる心配は必要ないでしょう。

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