ペイディの支払いが遅れると使えない?ペナルティは?

1日でも滞納すると遅延損害金と督促メール

ペイディの支払いが1日でも遅れると、遅延損害金がかかります。どの程度の金額が請求されるのか不安に思いそうですが、1万円の支払いが1か月遅れた場合で120円です。

SMSやメールでの督促が始まりますが、1日の遅れであれば、それ以上何かが起こるわけではないです。

すぐに支払えば、特に心配することはありません。

支払い遅れ1週間~2週間で定期的な督促が始まる

未払いが1週間ほど続くと、メールなどで定期的に督促がくるようになります。

1週間はあくまでも目安なので、1日支払いが遅れた段階で定期的な督促がスタートすることもあるでしょう。

メールがきても支払いをしないで放置を続けると、電話でも督促が始まります。

支払い遅れから2か月~3か月で債権が弁護士に移る可能性も

滞納して2か月ほど放置してしまうと、未納のお金を請求する権利である債権が、ペイディから弁護士に移ることが考えられます。

債権が弁護士に移ると、未納のお金や支払時期の相談をする相手は、ペイディではなく弁護士です。

しかし、ある日突然、弁護士から連絡があるわけではありません。メールでの督促を放置したあとに電話での督促があり、それでも放置した場合に弁護士が対応することになります。

まずはペイディから電話で督促がくるので、すぐに支払えば問題ありません。

すぐに支払えない場合は、電話で支払いの相談をしてみてください。今すぐの支払いが難しいけれど、支払う意思があることを伝えれば、弁護士に債権が移るのを待ってもらえるかもしれません。

半年以上の滞納が続くと財産差し押さえのリスク

債権が弁護士に移ると、支払い期日が提示され、期限までに支払わなければ訴訟するという通知が届きます。

何か大ごとになってしまったと不安に思うかもしれませんが、支払い期日を守れば、特に問題はありません。支払えば完了なので、安心してください。

しかし、支払わずに放置してしまうと、いよいよ大変なことになります。

まず、裁判所からの督促がきます。さらに2週間経過すると、財産を差し押さえられます。現金はもちろん、貴金属などの差し押さえの対象です。給与差し押さえられるので、勤務先にも知られてしまいます。

債権が弁護士に移ってからも、支払いについて弁護士に相談してください。支払いの意志があることを伝えれば、裁判や財産差し押さえは免れる可能性があります。

ペイディで滞納したときの支払い方法

アプリで支払う

ペイディのアプリをスマートフォンにダウンロードしておくと、支払いが簡単です。

アプリのバーコードをコンビニのレジで提示するだけなので、支払い用紙や面倒な操作が必要ありません。

ただし、支払い手数料として1回に365円がかかるので、あまりお得な方法とはいえないでしょう。

コンビニ支払い

アプリをダウンロードしていなくても、コンビニで支払いができます。

コンビニの端末に支払い番号を入力すると発行される受付票を、レジで提示すると支払いができます。

アプリでの支払いと同じように、365円の支払い手数料が必要です。

銀行振り込み

銀行振り込みだと、支払手数料がかかりません。

しかし、金融機関によっては振込手数料がかかるので、事前に確認しておきましょう。

振り込み手数料がかかる場合、365円より安ければ、アプリやコンビニ支払いよりもお得です。

口座振替は不可

毎月10日の支払いでは口座振替が利用できますが、支払日を1日でも過ぎると口座振替は利用できません

口座振替だと、支払いをうっかり忘れてしまうことが防げます。

また、支払手数料がかからないので、ペイディの支払いは口座振替がお得です。

ペイディの支払いが1日でも遅れるときの対処法

カスタマーサポートに連絡する

1日程度の遅れであれば、連絡しないでそのまま支払っても問題ありません。

しかし、すぐに支払えないなら、カスタマーサポートに連絡しましょう。

ペイディのカスタマーサポートの電話番号は、公式サイトにも案内がありますが、0120-971-918です。

親や兄弟姉妹、配偶者に借りて支払う

ペイディは1日でも支払いが遅れると、遅延損害金が発生します。支払いが遅れると、遅延損害金の金額が増えていくので、できるだけ早くに支払うことが大切です。

親や兄弟姉妹、配偶者など家族から借りることができるなら、借りて支払いましょう。利息や手数料がかからないことも、家族から借りるおすすめポイントです。

日払いのアルバイトをして支払う

支払いに必要なお金を早急に準備するなら、日払いのアルバイトをする方法もあります。

イベントや工場など、さまざまな仕事があるので、できるものを選んでください。

日払いのアルバイトは1日だけの単発で募集しているものが多いので、休みの日に1日だけ働くことが可能です。

1日では必要な金額が稼げないなら、必要に応じて日数を増やしましょう。

日払いアルバイトの給料は、その日にもらえる仕事もあれば、翌月になる可能性もあります。応募する際には、給料の支払い日を忘れずにチェックしてください。

フリマアプリなどで不用品を売却する

勤務先が副業禁止の場合や、体力的に休みの日に働くことが難しいなら、不用品を売ってお金を得る方法がおすすめです。

フリマアプリやリサイクルショップで売りましょう。

高く売るならフリマアプリがおすすめですが、写真を撮ってサイトに掲載したり、売れた商品を梱包して発送するなど準備に手間がかかります。すぐに売れるとは限らないのも、デメリットといえるでしょう。

フリマアプリより金額が低くなりがちですが、すぐに売るならリサイクルショップです。LINEやメールで見積もりをしてもらえるショップもあるので、複数のショップに見積もりを依頼しましょう。

カードローンで借りて支払う

すぐに支払いが必要にもかかわらず、お金を用意できない場合は、カードローンの利用を検討してみてください。

カードローンは消費者金融のほかに、銀行や信販会社のものもあります。

ペイディの支払い程度の金額であれば、消費者金融のカードローンがおすすめです。

消費者金融会社ごとに期間が異なりますが、初めての利用から一定の期間内であれば無利息で返済できます。

カードローンは、家族や勤務先に知られるのではないかと、不安に思うかもしれません。カードを郵送しない、在籍確認を電話でしないカードローンを選べば、家族にも勤務先にも知られることはないでしょう。

債務整理を相談する

ペイディのほかにも未払いのものがあり、どうしても支払いが難しい場合は、債務整理もひとつの方法です。

債務整理とは、返済額を支払い可能な金額まで減額してもらい、分割で3年から5年ほどかけて返済していく制度です。場合によっては金額を免除してもらえることもあります。

債務整理のメリットは、以下の3つです。

・返済額を低額で完済できる
・弁護士や裁判所からの厳しい取り立てがなくなる
・信用情報機関の事故情報から自分の名前が早く消える

厳しい督促が続くと、心身が疲弊してしまうでしょう。債務整理の手続きをすると、弁護士や裁判所は取り立てができなくなります。

ブラックリストに名前が掲載されると、5年間は残り、ローンやクレジットカードの申し込みができません。

債務整理をすることで、一からやり直して生活を立て直すことができます。

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