楽天カードのあとから分割払いは、何らかの理由で分割払いが制限されることがありますが、予め原因と対処法を知っておくことで、支払いプランを効果的に管理できるようになるでしょう。

楽天カードの分割払いができないときによくある理由

申込期間を過ぎている

楽天カードの分割払いは、楽天e-NAVIを通じて利用金額が確定してから、当月分は毎月5日、翌月分は毎月20日までの間に設定する必要があります。

もし、期限を過ぎてしまっているときは、分割払いに設定しようとしてもできないので、申し込みする日付には注意しましょう。

利用限度額や割賦枠を超えている

楽天カードを発行するときに、個人の信用情報や収入などを考慮した審査が行われて、利用限度額が設定されますが、利用限度額に加えて、分割払いなどに対しての利用限度額である割賦枠も設定されています。

そのため、割賦枠を超えた範囲でのリボ払いや分割払いへの申込はできません。

すでに別の支払いを分割払いで行っている方や、大きな金額の支払いを分割払いに設定しようとしている方は、楽天e-NAVIで割賦枠を確認しましょう。

分割払いに対応していない店舗や商品での利用

パソコン教室や英会話スクール、エステサロンなどは、あとから分割払いに対応していないこともあるため、分割払いに変更できないのであれば、一度調べてみるといいでしょう。

楽天カードの年会費やカード切り替え手数料、楽天バーチャルプリペイドカードなどに対しての支払いも分割払いの対象とならないため注意が必要です。

分割払いに対応していない支払い方法

分割払いに設定できる支払い方法は一括支払いのみです。

すでにリボ払いや店頭での商品購入時に分割払いでの支払い設定をしている場合は、あとから分割払いに設定できません。

支払いの延滞や遅延を起こしている

楽天カードですでに支払い延滞や遅延を起こしていると、楽天カードの利用が止められるだけでなく、分割払いへの変更もできません。

心当たりがある場合は、最初に遅延している支払いを先に行う必要があります。

最悪の場合、楽天カード自体を強制退会されることもあり、信用情報に大きく影響するため、注意しましょう。

途上与信時に利用が制限されている

楽天カードでは、途上与信という個人の信用情報を定期的に更新する期間があります。

過去に延滞や遅延や過度なキャッシングなどがなければ、今後も問題なくカードを利用できますが、途上与信を行っている間は、分割払いだけでなくカード利用自体できません。

変更できない時間帯がある

基本的に、楽天e-NAVIを通じていつでも分割払いへの変更ができますが、毎月10日から11日にかけて変更できない時間帯があります。

当月分は、毎月10日の22時から11日の18時まで、翌月分は、毎月10日の22時から11日の6時までは変更申し込みができません。

楽天カードの分割払いができないときの対処法

楽天カードへ問い合わせる

分割払いができなくなったときは、とにかく楽天カードに問い合わせてみることをおすすめします。

楽天カードへの問い合わせは、電話もしくはAIチャットのどちらか好きな方を選びましょう。

電話での問い合わせは、午前9時半から午後5時半までであれば行えます。

そのほか、分割払い利用にあたっての質問などがあれば事前に問い合わせてみるといいでしょう。

カードローンなどのほかの金融商品で建て替える

分割払いに設定できないと、月末の支払い額を準備できない場合もあり、支払いを遅延することで、あなたの信用情報に影響します。

そのため、分割払いに設定できなかったときは、他社カードローンなどから足りない分をすべて借りて、建て替えるといいでしょう。

ほかの金融商品を利用すれば、借りたお金は月々一定の金額で分割返済できるため、支払いが遅れることもなく、信用情報に影響を受けずに済みます。

しかし、必要以上に借りすぎてしまうと、途上与信の結果に影響するため注意しましょう。

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