メルカリには、メルペイ定額払いという便利な後払いシステムがあります。しかし、定額払いはやばいといわれる意見も多いです。
今回はメルカリの定額払いについて、なぜヤバいといわれるのか理由を解説します。
メルペイ定額払いとは?
リボ払いと同等
一定の金額で毎月支払いできるため、お金の管理がしやすいというメリットがあります。
メルカリで買い物をした支払いを、元本と手数料を合わせて月々1000円以上で細かく設定が可能。
後払いという観点では、クレジットカードのリボ払いと同じと考えるとわかりやすいでしょう。
メルカードの支払額も定額払いの対象に
メルカリでの買い物以外にも、メルカリが発行するメルカードの支払い額もメルペイの定額払いとして調整できます。
そのため、メルカリとメルカードで買い物をしているユーザーにとっては、定額払いですべての支払金額の調整ができるため、便利です。
メルカリの審査を受ける必要がある
メルペイの定額払いは、リボの払いのような後払い方式なので、一定の信用が求められます。
そのため、定額払いを利用する前にメルカリからの審査をクリアすることが必要です。
20歳以上で、過去にローンなどの支払遅延などをしていない方であれば、特に審査をクリアすることは難しくはありません。
審査結果が出るまでには2-3日ほどかかるため、定額払いを利用予定がある場合は、事前に審査だけ終わらせておくといいでしょう。
原則、利用上限額は30万円が基準になっていますが、審査結果やメルカリの利用実績に応じて、利用限度額は変わります。
簡単に定額払いに変更できる
メルカリの定額払いを利用する場合は、メルカリもしくはメルカードのアプリから設定を変更できます。
メルカリのアプリの場合は、商品の購入のときに、あと払いを選択するだけです。
メルカードの場合は、請求額が確定した段階で、支払いごとの詳細が記載されている、利用明細から定額払いを選択すると利用できます。
メルカリの定額払いがやばいといわれる理由
分割払いの手数料がとにかく高い
メルカリの定額払いは、クレジットカードのリボ払いと同等なので、手数料として金利が発生します。
残っている支払額に対して年利15%の金利が課せられるため、手数料としては高額で無視できません。
さらには、毎月の支払いを遅延した場合には、遅延損害金が年14.6%上乗せで課せられることに。
この手数料の高さが定額払いがやばいといわれる最大の要因となっています。
使いすぎるリスクがある
月々の支払い金額を抑えられる反面、買い物している感覚が薄れてしまい、ついつい買いすぎる場合もあるため、注意が必要です。
支払いが残っている金額全体に対して、15%の金利が手数料として課せられるため、返済に時間がかかればかかるほど雪だるま式に手数料が積み上がります。
もし、定額払いを利用するときには、支払いが残っている金額をしっかり把握しつつ、適切な範囲で買い物を行うようにするといいでしょう。
メルカリの定額払いをオトクに利用する方法
急な出費にも対応できる
メルカリの定額払いでは、月々の支払額を調整して、自分にあった支払額に設定できるため、まとまった急な出費があっても安心できます。
月々の支払い額以外の残ったお金は、自分が自由に使えるため効率的です。
しかし、あくまでも自分の毎月の給料や貯蓄などと照らし合わせて、計画的な定額払いを利用するようにしましょう。
しっかりと計画できた状態で定額払いを利用すると、買い物の幅を大きく広げることにもつながります。
キャンペーンを活用
過去には、メルカリによる定額払いに設定した金額に対して、ポイントが付与されるようなオトクなキャンペーンも開催されていました。
定額払いを使って発生する手数料よりも、もらえるポイントの方が大きくなればその分トクをするので、キャンペーンに合わせて定額払いの利用を検討してみてもよいでしょう。
返済シミュレーションを活用
返済シミュレーションを活用すると、月々の支払金額や完済までの期間、発生する金利などを可視化して表示してくれるため、定額払いを利用したあとのことを想像しやすくなるでしょう。
そのため、買い物をしすぎたり、月々の支払額を払えなくなる前に、一度返済シミュレーションを活用してから定額払いを利用することをおすすめします。