ビューカードの支払い遅れ 再開までの2つの対処法

支払い期限を過ぎた際には、ビューカードセンターに連絡し、以下の2つの方法のうちいずれかを選んで速やかに入金手続きを行う必要があります。

1.ATMのVIEW ALTTE(ビューアルッテ)を利用して入金する

VIEW ALTTEは、東京近郊の多くの駅に設置されており、利用時間は6時から23時までで、1回の取引で50万円まで入金できます。硬貨の取り扱いはできず、紙幣のみ使用可能です。

2.指定口座へ振込む

口座番号は、郵送またはVIEW's NETというインターネットサービスの利用明細書を通じて確認できます。

カード名義人によって振込みを行う必要があり、振込手数料は利用者の負担となります。なお、金融機関のATMでは10万円を超える現金の振込みはできないため、ご注意ください。

※利用明細書を郵送で取得する場合、1通につき税込99円の手数料がかかります。

ビューカードの支払いが遅れそうな場合の3つの対処法

引き落とし日に口座残高が不足しそうな場合、以下の3つの方法で支払い遅延を回避可能です。

1.支払い方法を変更して支払額を減らす

ショッピングの利用分に関して、1度だけ支払い方法を変更することができます。1回払いから分割払いやリボ払いに変更することで、支払い金額を軽減し、支払いの遅延を回避できるかもしれません。

支払い方法の変更は、VIEW's NETからのみ行うことができます。また、支払い方法の変更期限は、引き落とし日の前月となる締切月の14日の23時までです。

2.親や友人からお金を借りる

親や友人を頼る際は、トラブルを未然に防ぐために、しっかりと借用書を作成することをおすすめします。

また、借金はできるだけ早く返済しましょう。もし返済が遅れる場合、信頼関係が損なわれる可能性があるので注意が必要です。

3.カードローンなどでお金を調達する

カードローンやクレジットカードのキャッシングは、最短即日で借入が可能です。一部の商品では、初めて利用する際に無利息期間が適用されるため、利息をかけずにお金を借りることもできます。

また、インターネットを通じて申し込むことができ、コンビニのATMからも現金を引き出せるため、周囲の人に気づかれずに資金を調達できるでしょう。

ビューカードの支払いが遅れた場合に考慮すべきリスク

支払いが遅れた場合には、以下の5つのリスクがあります。

遅延損害金が発生する

支払い日の翌日から支払い日までの間に、ショッピングの場合は年率14.6%で、キャッシングの場合は年率19.94%の遅延損害金が発生します。

たとえば、ショッピングで20万円の利用代金を20日間滞納した場合、遅延損害金は以下の通りです。

・20万円×14.6%÷365日×20日=1600円
※実際の金額とは異なる場合があります。

支払いをできるだけ早く行うことで、遅延損害金の負担を軽減できます。

ビューカードが利用停止となる

電話や郵便による督促が届いたにもかかわらず、支払いが行われない場合、利用停止の措置がとられます。

支払いを行えば、ビューカードの利用停止が解除され、再びカードを利用できるようになります。

信用情報に傷がつく

2〜3ヶ月以上滞納すると、信用情報機関に事故情報が登録されることがあるため注意が必要です。

事故情報が登録されると、金融機関は警戒し、新しいローンやクレジットカードの審査が難しくなります。

支払い履歴に関する情報は、通常信用情報機関で約5年間保持されるため、長期にわたり審査に悪影響を及ぼすでしょう。

強制解約となり一括返済を求められる

通常、支払いが2〜3ヶ月以上遅れると、ビューカードは強制解約され、延滞分の一括返済が要求されます。ビューカードが強制解約された場合、滞納分を支払っても、カードは再発行されません。

さらに、強制解約に伴い信用情報機関に記録が残るため、新たなクレジットカードの取得やローンの利用が難しくなります。

財産を差し押さえられる

強制解約などの措置が取られたにもかかわらず、支払いを怠り続け、裁判所から支払督促や訴状が届いて、財産が差し押さえられる場合があります。

裁判所からの支払督促などに対処できない場合は、専門家に相談するなど適切な対策をとることが大切です。

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