みずほ銀行カードローン審査は本当にゆるいのか
口コミによる情報
みずほ銀行カードローンに関する口コミのなかには、審査が緩いというものが見られます。
みずほ銀行の審査は緩いといわれるのは、このような口コミが原因のようです。
ほかの銀行の審査には落ちたけど、みずほだけ審査に通った、というものもあります。
しかし、口コミをしている人の年収や職業、信用情報などがわからない以上、緩いとそのまま受け取るのは危険です。
年収200万円の人が緩いというのと、年収1000万円の人が緩いというのとでは、状況が違います。
他社からの借入が多い人と、他社からの借入がない人でも審査への影響が違うので、一概に緩いとはいえないでしょう。
カードローン審査の難易度
カードローンの審査が緩い会社は存在しません。
なぜなら、簡単な審査で誰にでも貸し付けてしまうと、返済が滞るケースが増えるためです。
金融機関にとって滞納は、大きなダメージとなります。
このことを踏まえたうえで、みずほ銀行カードローンの審査について検証しましょう。
みずほ銀行カードローンは、消費者金融各社のカードローンと比べると厳しいです。
しかし、ほかの銀行と比べると、少し緩い傾向にあるように考えられます。
みずほ銀行カードローン審査に落ちる7つの原因
カードローン審査に落ちても、理由を知ることができません。なぜ落ちたのかわからないと、納得できないかもしれません。
そこで、みずほ銀行カードローン審査に落ちる原因を解説します。該当するものがないか、チェックしてみましょう。
書類の不備
審査に必要な書類に不備がある場合、審査を進めることができません。
みずほ銀行のカードローンを申し込む際に必要な書類は、次の通りです。
利用限度額が50万円以上:本人確認書類と収入証明書
本人確認書類とは、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどが該当します。
運転免許証であれば1点で良いのですが、健康保険証などは複数の書類が必要な場合もあり、不足していると不備となり審査ができません。
また、期限が切れているものも不備となります。
在籍確認がとれない
在籍確認がとれない場合も、審査に落ちることが考えられます。
みずほ銀行カードローンの申し込みには、勤務先の記載が必要です。
記載された勤務先がウソではないか、在籍していることを確認するため、審査の担当者が勤務先に電話をします。
外出する機会が多いなど、電話に対応できない可能性が高い人は不安に思うかもしれませんが、心配は不要です。
申し込んだ人がその企業の従業員として存在していることが確認できれば良いので、電話に出られなくても問題ありません。
そのような者は弊社にはおりません、などと言われない限り、在籍確認は無事に終わります。
申込内容に虚偽がある
審査が不安だからといって、虚偽の情報で申し込むと審査に通りません。
みずほ銀行カードローンの審査は、年齢や収入、勤務先や勤続年数などの情報をもとに進められます。
よくあるウソが、年収を多く見せることです。
実際よりも多く書いても、企業名や年齢などから年収がわかるので、ウソは見破られます。
虚偽の申し込みでお金を借りる行為は犯罪なので、絶対にしてはいけません。
申し込み条件を満たしていない
そもそも、申し込み条件を満たしていないとなると、審査に通ることはないでしょう。
みずほ銀行カードローンの申し込み条件は、次の3つです。
・安定かつ継続した収入が見込める
・保証会社の保証を受けられること
年齢に該当しない人が申し込んでも、必ず審査で落とされます。
年収が多いか少ないかということよりも、安定していることのほうが重視される傾向にあります。
月や時期によって収入が多くなったり少なくなったり、大きく変動する人は審査に通りにくいかもしれません。
みずほ銀行カードローンの保証会社は、オリエントコーポレーションです。
オリエントコーポレーションの保証を受けられることが条件なので、過去に滞納や金融事故がある場合は審査に通りません。
他社借入が多い
当然ですが、他社から多くの借入があれば、返済が滞る可能性があるので審査に影響します。
過度な借り入れから守るために、法律で裁量規制がおこなわれ、年収の3分の1を超える金額を借りることができません。
銀行からの借入は裁量規制の対象外なのですが、カードローンについては銀行が独自の基準として裁量規制を取り入れている可能性があります。
信用情報がブラック
信用情報機関に金融事故が登録されることを、ブラックといいます。
ブラックとして登録されていると、審査は通りません。
信用情報機関には以下の3種類があり、滞納などの金融事故が起きれば登録され、それらの情報が共有されています。
株式会社日本信用情報機構
全国銀行個人信用情報センター
また、信用情報機関に登録されるのは、金融事故だけではありません。
カードローンやクレジットカードなどの契約状況や支払い状況はもちろん、申し込んだ情報も登録されます。
同時に複数のカードローンに申し込むと、相当お金に困っていると思われ、審査に通りにくくなるでしょう。
自営業またはフリーランス
一般的な審査基準よりも厳しくなるのが、自営業や、個人事業主などのフリーランスです。
2017年に金融庁が、銀行カードローンの厳格化について公表しました。
このために、自営業やフリーランスの審査の難易度が上がったのです。
事業契約書などの提出を求められるケースもあります。
みずほ銀行カードローンの審査は返済能力が重視される
審査に通る人には共通点が見られ、返済能力があることを証明できることです。
継続的に安定した収入がある
みずほ銀行カードローンの審査では、安定した収入が継続しているかどうかをチェックされます。
安定していることがポイントです。
・高収入ではないけれど毎月一定の収入を得る会社員
上記でどちらが安定しているかというと、収入にもよりますが、会社員のほうが審査が有利になる可能性が高いでしょう。
単発の仕事を受けるフリーランスだと、今は安定していても、数か月先には収入が激減しているかもしれません。
一定の収入がある会社員は、退職しない限り収入があるので、継続して安定した収入があると判断できます。
過去に滞納をしていない
返済能力がチェックされる審査では、過去に滞納をしていないことが大切です。
カードローンの審査では、信用情報機関に登録情報の照会をして、過去に滞納がないかどうかを確認します。
口座の残高が足りなくて、支払日に引き落としができなかった場合も、記録が残ります。
長期間の滞納でなければブラックではありませんが、全く滞納がない状態よりは不利になるでしょう。
他社からの借入がない、または少ない
返済能力を考えると、他社からの借入が少ない人や、まったく借り入れがない人が安心です。
他社からの借入件数が3件以下で、借入金額が年収の3分の1以下であれば、少ないと考えてよいでしょう。
現在は借り入れがないけれど、複数のカードローンの契約がある場合は要注意です。
契約があるということは、現在は借り入れがなくても、今後は借り入れをする可能性があります。
もし、契約のあるすべてから借り入れをするようなことになれば、返済が滞りかねません。
みずほ銀行カードローン審査結果の連絡方法
みずほ銀行カードローンに申し込んだあと、どのように審査結果が連絡されるのかが気になる人も多いでしょう。
審査結果には3種類があり、申し込み方法によって、結果の連絡方法が異なります。審査に通った場合と落ちた場合のほか、希望の利用限度額では審査を通せないけれど、利用限度額を下げれば審査に通るケースです。
審査結果の連絡は、Web申し込みではどのような結果でも、メールで連絡があります。
郵送や店舗で申し込んだ場合は、結果の連絡はすべて郵送です。
電話での申し込みは少しややこしく、審査に通った場合と限度額を下げれば審査に通る場合は電話と郵送の両方で連絡がありますが、審査に落ちた場合は郵送のみとなります。
郵便物で家族にバレることがあるので、家族に秘密で申し込む場合はWebでの申し込みがおすすめです。
また、結果を早く知りたい場合も、郵送よりもWebでの通知が早いので、Web申し込みが良いでしょう。
みずほ銀行カードローン審査に落ちたときの対策
期間を空けて再度申し込む
みずほ銀行カードローンの審査に落ちた場合、信用情報機関には申し込みをして審査に通らなかった情報が登録されます。
再度申し込む場合は、みずほ銀行はもちろんですが、他社に申し込む場合でも少し期間を空けるようにしましょう。
短期間に次々と申し込みをすると、よほどお金に困っていると判断され、申し込みブラックとされてしまう可能性があります。
情報機関には申し込みの情報は6か月間登録されるので、再度申し込むには、6か月以上の期間を空けることが望ましいです。
消費者金融カードローンに申し込む
みずほ銀行カードローンの審査に落ちたなら、次に申し込むのは消費者金融のカードローンがおすすめです。
消費者金融カードローンだと、みずほ銀行と比べて審査が緩いので、審査に通る可能性が高いでしょう。
転職して大幅に年収が上がった場合や、フリーランスから会社員に転職した人がいるかもしれません。
みずほ銀行カードローンの審査に落ちた後、状況が大きく変化した場合は、みずほ銀行に再度申し込みをしてもよいでしょう。
しかし、状況が変わらないなら、審査に通ることは難しいと思われます。
消費者金融カードローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。