セブンカードの引き落としができなかった時のリスク

遅延損害金の発生

セブンカードの引き落としができなかった場合、引き落とし日の翌日から遅延損害金が発生します。

遅延損害金率は年率で計算され、ショッピングは14.6%、キャッシングは20.0%です。

大きな金額ではないものの、引き落とし日に支払っていれば不要なお金。

もったいないので、遅延損害金が発生する状況は避けるのが良いでしょう。

また、滞納が続けば続くほど、遅延損害金も増えていきます。

利用停止

支払日に引き落としができなかった場合、早ければ翌日に利用停止となります。

まだこの段階では、利用が停止されるだけなので解約ではありません。

公共料金や商品の定期購入など、セブンカードの支払いにしている料金があれば、利用停止の期間は支払いができないので注意が必要です。

強制解約と一括返済

引き落としができずに支払い遅れが続き、督促を無視して滞納を続けていると、強制解約となり一括返済を求められます。

支払日に引き落としできなかったからといって、すぐに強制解約になるわけではありません。

再引き落としや、すぐに振り込めば問題はないです。

しかし、再引き落としや振り込みも難しい状況であれば、セゾンカードのコールセンターに支払いの相談をすることがおすすめです。

信用情報がブラックリストに

セブンカードで滞納を続けると、信用情報に傷がつき、ブラックリストに登録されます。

信用情報機関のブラックリストにのるリスクは、ほかのクレジットカードやローンなどの審査に通らないなど影響が大きいです。

賃貸物件を借りている場合は、引越したいと思っても、審査に通らないかもしれません。

裁判や差し押さえ

滞納を長期にわたって放置していると、裁判になる可能性が高いです。

裁判になれば敗訴は確実で、期日までに支払わなければ、給料など財産を差し押さえられます。

給料を差し押さえられれば勤務先にも知られ、職場に居づらくなり退職を余儀なくされるケースも。

裁判や差し押さえになる前に、何としても支払いましょう。

セブンカードが引き落としできなかった時の流れ

セブンカードの引き落としができなかった場合、電話やはがきで督促があります。

督促を無視して滞納を続けると、最終的な督促はセブンカードから来るのではなく、弁護士や債権回収会社です。

弁護士や債権回収会社から督促があったからといって、即裁判ではなく、すぐに支払えば何も起きません。

期日までに支払いが難しい場合は、連絡が来た弁護士事務所や債権回収会社に連絡してください。

連絡をしないで滞納を続ければ、裁判所から裁判の通知が届く可能性が高まります。

セブンカードが残高不足で引き落としできなかった場合の再引き落とし

再引き落としは振替口座によって異なる

支払日に残高不足で引き落としができなかった場合、引き落としに利用している金融機関によっては再引き落としがあります。

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行は月末までの営業日は毎日再引き落としが可能です。

みずほ銀行は25日、ゆうちょ銀行は26日が再引き落とし日となっています。

そのほかの金融機関を利用している場合、口座から再引き落としができるかどうかは、セブンカードのコールデンターに電話で確認してください。

再引き落としができる口座なら、口座にお金を用意しておきましょう。

再引き落としができない場合は振り込みで支払う

再引き落としができない口座の場合は、振り込みで支払わなければなりません。

セゾンカードのコールセンターに電話し、振込先を確認しましょう。

セブンカードの支払いが間に合わない!利用停止や再開について

セブンカードの支払日に引き落としができなければ、翌日から利用停止になります。

利用停止になると、カードはショッピングもキャッシングも一切使えません。

支払いが完了すれば、カードの利用が再開されます。

しかし、支払えばすぐに再開されるわけではなく、少し時間がかかり、2~3日後です。

カードの契約内容や金融機関によって違いがありますが、2~3日経っても再開されない場合は、問い合わせてみてください。

セブンカードやセブンカードプラス支払い遅れの対処法

電話で問い合わせる

クレジットカードで滞納をした場合、放置しないことが重要なので、まずは電話で問い合わせてください。

すぐに支払うことが難しく、時間が必要な状況であれば、なおさら早い連絡が必要です。

電話での問い合わせや支払日の相談は、早ければ早いほど印象が良いので、支払いが遅れた場合は電話をしましょう。

家族に借りる

家族に借りることができるなら、借りてすぐに支払えます。

家族から借りるメリットは、無利息で借りられ、返済も最大限に都合を聞いてもらえることです。

家族との関係が良好なら、まず相談してみると良いでしょう。

日払いのアルバイトで稼ぐ

休みの日にアルバイトで稼ぎ、支払いをする方法もあります。

地域にもよりますが、日払いでできる単発のアルバイトは、仕事内容も豊富で見つけやすいでしょう。

工場での作業や倉庫での仕分け、イベントスタッフなど、仕事前の簡単なレクチャーで始められる仕事ばかりです。

日払いアルバイトの注意点は給料の支払い日で、日払いといっても即日に現金で支払われるとは限りません。

むしろ、後日の振り込みで支払われることが一般的です。

翌日の振り込みという会社もあれば、1週間分まとめて翌週に振り込まれる会社もあります。

しかし、稀に翌月払いという会社もあるので、事前に忘れないように確認しましょう。

不用品を売る

不用品を売れば、支払いに充てることが可能です。

ブランド物や宝飾品のほか、基本的にはどのようなものでも売れる可能性があります。

リサイクルショップや買取専門店、フリマアプリやネットオークションなど、売る場所はさまざまです。

すぐに現金を手にしたいなら、リサイクルショップや買取専門店で売りましょう。

少しでも高く売りたいなら、フリマアプリやネットオークションだと、店を通さず直接売れるのでおすすめです。

カードローンで借りる

アルバイトができない環境や、売れるものがないなど、お金を用意できない場合は、カードローンで借りる方法があります。

消費者金融のカードローンには、抵抗を感じる人もいるでしょう。

しかし、消費者金融は怖いと思うなら、ヤミ金と勘違いしているのではないでしょうか。

知らない間に借金が膨れ上がる、家に貼り紙をしたり怒鳴ったり取り立てが怖い。

これらは違法行為なので、金融庁に登録し、金融業法に従って営業する消費者金融ではあり得ません。

確かに消費者金融も昔は今よりも金利が高く、威圧的な取り立ても行われていました。

しかし、法改正によって、現在はどちらも大きく改善されています。

大手の消費者金融を初めて利用する場合、一定の期間内に返済すれば無利息で借りられることも多いです。

お得に借りられるカードローンを探し、セブンカードが強制退会や裁判になる前に返済しましょう。

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